『一緒に回す?』という声を引き出す、段ボールの観覧車。


先週三越伊勢丹 銀座店の9階に設置した段ボール製の観覧車を、日曜日のワークショップのついでにビデオに撮ってきたのですが…作った本人もビックリの、子供の手荒な遊びに耐えてブンブン回っていたのでした。

現場のスタッフの人によると、ほぼ同じ状況で常に子供達が回して遊んでいるとのこと。公開された水曜日から数えて5日間、カウンターでも仕込んでおけば良かったと思うほどの回しぶり。
点検したところ、makedo(メイクドゥ)のストッパー(青いボタンみたいなパーツ)が2つ外れていただけでしたが、その日のワークショップ終了後に丁度ゴンドラが1つ落下。

すかさず「工事中です」のお触れを出して、壊しちゃったと「シュン」としている子供達にお手伝いをお願いして、外れてしまったmakedoを再び取り付けて修理完了。その後は何事も無かった様に、また回り続ける観覧車なのでした。心なしか、壊しちゃった子供達の回し方が優しくなっていたのが、嬉しいとこ。『壊れることを経験するのと、知るのとじゃ大違い』ですからね。そんな場に居られたことに感謝。

思えば公園や児童館には「みんなで回す遊具」は、ほぼ皆無。多くは、全国で数件起きた回転部に子供が手を挟んだ事故の責任を、管理者である自治体が負えない為の処置なのですが、これにより上の動画中にも聞こえる『一緒に回す?』という声が無くなってしまいました。これって子供のコミュニケーション力を育むのに大事な一声。
そう、僕(田中さとし)はその一声が聞きたくて何日も掛けて、この段ボールの観覧車を作ったのでした。

この観覧車、子供達の手の触れる範囲には手を切るかもしれない段ボールの断面が露出しない様に、回転部と固定脚部の間に腕を巻き込まれないよう腕1本が入るスキマを設ける様に、1人で力を一カ所に掛け過ぎると留め具のmakedoが外れる様に、回転が速過ぎるとゴンドラが脱落して回転が留る様に、そして興味を持った子に仕組みが理解できる様に考えて作ったもの。こんな芸当は重くて固い金属じゃ無理。軽くて丈夫なプラスチックじゃ、ホントの意味で壊れてくれないし、それが子供にも見えちゃうから感じ方が違う。作りながら…こんな柔らかくて軽い壊れやすい段ボールの遊具があってもイイ!と思い改良を重ねながら出来上がったもの。

この観覧車を皮切りに、遊具シリーズを作ってみたくなりました。
だれかスポンサーになってくれないですかね〜??
ご興味ある方は、今週の土日(9/7、9/8)に三越伊勢丹銀座店9Fに来ていただくか、tanaka[at]makedojo.comまでご連絡ください。
※[at]を@に置換えて下さい。

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