今回のMFT(Maker Faire Tokyo2022)では、久しぶりにリアルなWSを携えてMFTに復活した段ボールゾーンで、思い思いに身につけるものを作りまくる「ダンボールDay!」を開催しました。
「ダンボールDay!」では、無料でMakeを楽しめる「【フリーWS】WEARABLE:ダンボールを身につけて変身!パワーアップしようっ」、それに以下の段ボールクラフターの皆さんにお声がけして、以下の6本のWSをしていただきました。
- ママつくってWS|きみも名人になっちゃおう
- みんなのダンボールマン|ウェーブクッションでダンボールを編み編みにしてみよう!
- フライングディスクを作って遊ぼう!by BIHAN
- モヤモヤ三角…立体造形パズル:Or-ita + S|オリタス
- なりきりティラノ by ヒゲキタ
- ペンギンになろう!by make道場
今回はコロナの感染対策として事前予約制とさせていただき、嬉しい事に前日にはすべてのWSでほぼ予約がいっぱい~となりました。
実は、2年ぶりのMFTでのWS。私は怖くて怖くてたまりませんでした。
何故かって? 単純にお盆後のぶり返しか?東京都での感染者数が急激に増加している時期だったために対面&接触機会が多いWSでもし感染したら…本業のお仕事への影響が計り知れない~という、自分では管理しきれない事への恐怖心が半端なかったからです。
MFTでのWSから1週間経って、今こうして無事お仕事を続けられている事がとても嬉しく、会場や我々ブース側の感染対策に加え、来てくれた&参加してくれた子供たちを含めた皆さまの徹底した感染対策がMFTを安全で楽しいものにMakeしていたのだな~と改めて気が付かされました。いやホント何事もなく終えることができて&日常を続けることができて心から嬉しく思います。ホッとしました。
「フリーWS【WEARABLE】ダンボールを身につけて変身!パワーアップしようっ」は、日ごろ資源ゴミとして処理される前の段ボールたちを自分たちの手でステキな身に着けられる「ウェラブル」なモノに作り替えて自らをパワーアップさせるもの。接合や加工には今回ブースのサポートをしてくれた(株)ジョブインターナショナルさんが、新makedo(「メイクドゥ」と読みます)を惜しみなく提供くださり、皆それらを用いて思い思いのMakeに励んでいました。
惜しむらくは、忙しすぎて誰も写真撮ってない~と気が付くのが遅かった事。そんなことも参加者だけでなく我々運営側も久しぶりのWSだったことが影響しているのでした。。
さてそんなMFT2022に、make道場は2つモノを作り、WSを1つ行いました。
- 作りモノ1=展示モジュール
- 作りモノ2=3D立体撮影&ストリーミング配信&ドーム内3D立体投影システム
- WS=「ペンギンになろう!」
ホント久しぶりのWSは、初回は久しぶり過ぎて時間オーバーして天手古舞だったりして大変でしたが、前述のコロナに対する恐怖心を上回る「作る楽しさ」により、とても良い時間と空間を参加者と共有できた感じがとても嬉しかったです。
今回は身につけるモノを作ったので、自分が作ったモノを身につけて@ヒゲキタさんのシロちゃんと一緒に会場内をパレードして楽しみました。
実は今回のMFTokyo2022。make道場自体が参加できない可能性がありました。
前述のコロナ感染リスクに対する不安もありますが、もう一つの大きな理由は「水没危機」でした。ちょうど開催日の1か月ほど前に線状降雨帯が我が家のある山形県長井市を襲い、ストックしている段ボールや車などを入れている倉庫兼車庫が半水没しました。隣町の飯豊町では橋が流されて亡くなった方も出るほどの被害を受けました。
過去に広島などで同様の線状降雨帯による被害などを「見て知って」はいたのですが、自分たちがイザその被害を受ける側になるとは夢にも思っていませんでした。あれ凄いんですよ。10分あれば10cm水が上がってきますから。。。そのためホントに秒単位で行動して、机より下にあるモノ全てを家の中の上の方(外はバケツひっくり返す雨)に時間に追われながら持ち上げるので、順番なんか気にしないです。とにかく短時間で大事なモノから上げていきます。ま~そんな事してたら何とか床上浸水まではしないで済んだのですが。。。
翌日から2週間が大変でした。通り過ぎるとカラッと晴れる台風と違い、線状降水帯が去っても普通に雨降って曇天で…全然何も乾かないしジメジメしてるんです。洗っても乾かないし、車は臭いまんまだし、倉庫の段ボールは腐って変な臭いしてくるし…そして上に揚げちゃった関係で多くのモノたちが行方不明になって探し出すのが大変過ぎて、結局すべてが元通りになるまで丸2週間掛かりました。正直、心折れる予感がありました。。。水害、大変です、ほんと。。。
そんなこんなで…MFTokyo2022の準備は、後回しになってしまった訳です。
でも今回もそうですが多くの参加メンバー&サポーターの方と一緒に何とか「できるかぎり」のMaker Faire Tokyo 2022での「ダンボールDay!」ができました。
みんな、ありがとう!
ホント、この場が作れたこと、来てくれた皆さん、楽しんで作ってくれた皆さん、そしてMaker Faire Tokyo 2022の出展者の皆さん、このステキな場を設けてくれた運営サイドの皆さん、心から、ありがとうございました!
また来年会いましょう~ & Enjoy Making!!