第3回 エコものづくり教室を開催

第3回 エコものづくり道場

葛城町内会のこども会の皆さんを対象に、キッズワークショップ「エコものづくり教室」を開催しました。

「エコものづくり教室」とは、リサイクルの源となる回収資源を使ってモノづくりを楽しむことで、子供達の身の回りの環境への興味と関心を高めることを目的としたキッズワークショップ。

今回は、葛城公民館に場所を移動しての開催となりました。
さらに活動に賛同していただいた企業様に、社内で発生する回収資源を保管&分類していただいたものを、材料として提供していただけました。ご協力いただいたのは、珈琲問屋千葉店さんと携帯電話ショップPepit蘇我店さんです。

さて、今回はテーマなし。という実験にチャレンジしてみました。
前回、ワークショップに参加した数人から「自由に作らせて欲しい」という要望があったこと。何も題材がない時に、どんなものを作り出すのかに興味があったことから決めたことです。

参加者の内訳は、前回のワークショップ経験者と初参加の人が半分ずつとなり、運営サイドとしては異なる経験レベルの人達が混ざった状態ということで心配しましが、いざワークショップが始まってみると、導入部分で意識を揃えることに成功し、ものづくり体験にうまく移行することができました。導入の大切さを思い知る体験でした。

初めて借りる会場だったことと、細かな紙片が畳の間に入り込んでしまったこと、発泡スチロールの粉がイスや机の裏側にまで行き渡ってしまった事で、掃除のための時間が多めに必要になってしまい、3時間の予定を30分早めることになったのが誤算でした。

でも自由に作る機会が少ないのか、どの子供達も思い思いの形や機能を持ったアイデア溢れる楽しいもの達を次々と生み出してくれて、見ている私達の方が楽しませていただきました。子供達の創造性に驚く1日でした。

反省点としては、自由に作らせる場合には時間を区切った方がいいという事。
子供達は、大人が思っている以上に次から次へとアイデアが生まれてきて、そのスピードに合わせて本当に数分で機能的で面白いデザインのものを作り上げます。その出来上がったものを評価し、改善するよりも他のものを作ることに頭が移行してしまうのが問題だと考えました。テーマを自由に設定した場合はタームを短めに設定し、自分による評価・他者の意見を取り込む時間をとってから次のステップに移行する様にした方が良いと感じました。
1時間半で何かを作らせるよりも、20分で作って10分で評価や意見収集という30分1セットを3セット行う方式です。次回以降のプログラムに活かしていこうと思います。勉強になります。

参加いただいた方々、ありがとうございました!

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