「でかボールを作って競争しよう!」をやりました。

でかボールを作って競争しよう!

年明け早々の1月11日(水)に、地元の小学校の5年生の親子交流を目的とした活動プログラム(授業)で、みんなで大きなボールを作って、それを使って競争も楽しむワークショップを行いました。

例年は、校庭でカケッコだの縄跳びだの身体を動かすプログラムが多かったらしいので、僕の得意な「つくることを楽しむ」ことに加えて、せっかくなら完成したボールで身体も動かしちゃおう!と考えたものです。
学校活動のひとつということで、なぜか写真掲載がNGという不思議な決まりにより、文章だけの活動報告というか備忘録メモとなります。
※上の画像も写真NGなのでラフイラスト化しています。。ご了承ください。

準備した物は以下
・1グループに1冊の作り方マニュアル(こちらのHPをA4に出力したもの)
・各自に配る、手順書&組み立てチェック図(PDFファイルのダウンロードはこちら
・地元の防災訓練で使った段ボール板(180cm x 90cm):1グループ2枚
・カッティングシート
・50cm定規

流れは以下
1)年始に作った龍のカブリものを被って田中が登場&挨拶。
  >「楽しい予感」のスイッチを入れる。
2)多角形のカンタンな説明。※まだ多角形は習っていないので
  >サッカーボールを例にサラッと。
3)メイクドゥの使い方を、実際に使わせながら説明。
  >長方形の両端に穴を開け、列の前後の生徒同士メイクドゥで繋げてみることで
   留め方と外し方など、ひと通りの基本をマスター。
ここまで小学生のみ。以下から親子合同。
4)グループ分け、1グループ約12名の10グループ(約120名!)になる。
5)「スタート」の号令と同時に、各グループで一斉に作り始める。
6)「測る>切る>組み立てる」を行う。
7)完成したグループは、玉転がしの練習をする。
8)最後のグループが出来たところで、、競争のために工作用具を回収。
9)体育館館内を3往復する形でグループで競争。トップに拍手。
10)お片づけ競争で、でかボールを解体し、メイクドゥ&段ボールを回収。
11)先生による総括。

今回のプログラムの狙いは、親子で年齢関係なく「新しいこと」に挑戦してもらい、同じスタート地点から一緒にゴールを目指してもらうことで、協業する楽しさを感じてもらうことでした。そういう意味では、非常に反応もよくプログラム的には成功でした。
幾人かの子供と親から、サービストーク+αな声が聞けたので良かったのではないか?と思います。

大きな反省点としては、「180cm x 90cmの1枚の板段ボールから、30cm四方の正方形の板を切り分ける」ということが、いかに大変なことなのか?を想定し切れていなかった関係で、時間がオーバー。その影響で「振り返り」の時間が取れなかったのが、WS的にはNGでした。
事前に奥さん相手にシミュレーションはしたのですが、ちゃんと一般の人で検証すべきだったと深く反省した次第。

しかし「物を測る」と「物を切る」という行為は、人それぞれの方法があって面白いのですね。そんな方法で切っていいの?という方法でも、組み立て際の穴の位置だけ押さえていればOK的な適当さで、ちゃんとボールは出来ていましたからね。全部ノコギリで切ったグループや、フリーハンドで切っているグループもいました。ほんと人それぞれですが、しっかりゴール(でかボールの完成)していましたから。素晴らしいです。

何だか、少しずつ階段が高くなっている感じがします。ま、いいか!
ではでは、Enjoy Making!!

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