昨年、堺市の「らくがきパラダイス」にらくがきドームで参加させていただいたのですが、今年はそれに加えて工作枠をいただき「堺の街を作ろう!」をやってきました。
make道場は、主に「つくる」を楽しむワークショップを行っているのですが、『描く』ことが主体となったアートスペースでのワークショップということで、中越パルプ工業さんからご提供いただいた「竹紙」に、みんなで思い想いの建物を描き、その建物たちで街を作ることにしました。
用意したのは、A4サイズの竹紙のみ。
紙を横にして、左右の端を合わせる様に2つ折りに、更にその左右の端を合わせる様に2つ折りにしてから開いて、元のA4横サイズに戻します。その後、その折り目に沿って右から捲き上げる様に4角柱を形作って、紙の端をメンディングテープで留めて縦長な角柱が完成。これを基本の建物に見立てて、建物を描きます。
そのまま描くだけでもOKだし、折り曲げてみたり、切り込みを入れてみたり、各自工夫して思い想いの建物作りを楽しみました。
最後に、みんなで作った街の中をスマートフォンのカメラやミニカメラで撮しながら練り歩き、その様子をプロジェクターで投影して、実際に街歩き(ウォークスルー)のシミュレーションをしてみました。
実は、このワークショップの原型は数年前に渋谷の取り壊し予定のビルを使って行われたワークショップコレクションでのゲリラワークショップ。
その時は、壁に自分たちの作った建物を貼り付けて、渋谷の街を作る〜というものでしたが、今回は「描く」に軸を振ったのでファサード(建物の表面)を描いて街を作り出すことにしたもの。反省としては、紙の大きさを何種類か用意する〜など、形を選ぶ余地を加えれば、より深みのある&コントラストのある街並みが形成できたかも?ということ。
いつものmake道場よりライトな感じでしたが、その分より気軽に&より小さな子供達が一生懸命描いて&楽しんでいてくれたのが良かったです。
来てくれた&参加いただいたみなさん、会場をご用意いただいた&サポートいただいた堺市のみなさま、ありがとうございました!
