Maker Faire Tokyo 2012に向けての子どもプログラミングサークルOtOMOさんと、謎のサーボロボのunit makerさんとのジョイントプロジェクトの第2段として、先週10/11(土)にOtOMOの倉本さんのアトリエにワークショップをしに行って来ました。
自ら造形作家でもある倉本さんのアトリエは、「作ってます!」感溢れる素晴しい空間。そんな中OtOMOの子供達が到着しワークショップがスタートしました。
今回のワークショップは、Makedo(メイクドゥ)を思うがママ使える様になる事が目的なので、普段のMAKE道場とは少し異なり、ある程度決まったものをガシガシ作ることに重点を置いてプログラムを考えました。
プログラムの流れに沿った写真などは以下。
1)街に出て、資源ゴミを集めよう!
OtOMOの倉本さんが事前にお声掛けいただいていた、近くの商店街にあるスーパー・コンビニ・食料品店に、子供達と一緒にキャスター付き荷台を引っ張っていき、資源ゴミを分けていただきます。なかなか出来ない社会体験であることと、これから価値が無いものに「自分達が価値を与える」行為への前振りです。
※上の図はMAKE道場のコンセプト。
言わなくても、子供達はお店の人達への「ありがとう」を忘れません。
2)スツールを作ります。
アトリエに帰ってからイスがないので、僕が考えた「ごく普通の段ボール箱で作れるQEスツール」を、各自1つずつ作ります。最初に普通の段ボールじゃ、スグに潰れてしまうことを身をもって体験してもらってからの制作。アッと言う間に丈夫なスツールが、自分の手で組めることに一同感動。ここでは三角形(三角トラス)を考えながら作ると、弱い材料でも丈夫になることを体験します。
3)雑誌でタワーを作ります。
持ち寄った古雑誌をバラバラにし&クルクル巻いてから、できあがった筒の両端に穴あけパンチで穴を開けて繋いでいくことで、東京スカイツリーなどでお馴染みのトラス構造のタワー作りに挑みます。これは、大人対コドモの高さ競争になり、高さはコドモが、丈夫さは大人が勝利しての引き分けとなりました。
4)自由制作
ひと通り手が動いてMakedo(メイクドゥ)にも慣れたところで、先程集めた資源ゴミを使って自由なモノづくりに挑戦。釣り竿やコスチューム、インフォメーションロボットに四輪独立駆動自動車など、Geek感あふれるものまで、いろいろ作れました。
5)Maker Faire Tokyo 2012で何つくる?
子供のためのプログラミングソフトScratchとナノボード、それにMakedo(メイクドゥ)とunit-makerさんの強力サーボロボを組み合わせると「何」が作れるのか?みんなで考えました。
という4時間半に渡るコドモにとっても大人にとっても長時間のワークショップでしたが、アッと言う間でした。
最初はちょっと盛り沢山過ぎたかな〜と思いましたが、逆に集中が切れない要因にもなった様で、僕にとっても凄く良い経験になった出張ワークショップでした。
このワークショップには続きが有って、次回11/18(土)にも同じ場所でMaker Faire Tokyo 2012に向けての作品づくりがスタートします。そう、実際にMFT2012に出展するモノを子供達みんなで作ります。
何ができるのでしょうね〜、とっても楽しみです。
ではでは、みんさんもEnjoy Making!!!
最後に、日本酒パッケージで作られたQEスツールがカッコ良かったので記録。