ワークショップ「映画館をつくろう!」で、進化版の段ボールドームの映画館を作った。

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1月18日(土)に、杉並区立天沼小学校で「ちいさなひとのえいががっこう」と一緒に、自分達で撮った映画を、自分達で作る映画館で見る親子ワークショップをやりました。昨年2013年の夏は灼熱の公園での野外上映でしたが、今回は小学校の中にあるアトリウムみたいな変わった場所で行いました。

もうちょっと、という時が一番大変なのがドーム。

20組の予定だったWSは、39組という超定員オーバーな状況での実施となり、正直たいへん過ぎな朝から夕方まで使った1日ワークショップでした。夏のドームとは異なる、遮光性が高くて構造的に強固な段ボールドームは、より映画上映に適していてハッキリクッキリプロジェクターからの映像を映し出すことが出来ました。
WSの流れとしては….

午前中は、ストップモーションアニメーションや、逆転再生ムービーを「ちいさなひとのえいががっこう」の人達のガイドで楽しみます。

午前中は、スマホやタブレットのアプリを使った「ちいさなひとのえいががっこう」による映画の撮影ワークショップ。コマ撮り撮影によるストップモーションアニメーションや、撮った映像が逆再生される逆転再生ムービーなど、いろいろな撮影&構成方法をトライ&エラーしながら、自分達の考えた映画をつくります。

午後から、工作のスタートです。まず、これは練習。

お昼を食べた後の午後の時間から僕が登場しての映画館作りのワークショップがスタート。予定していた人数の倍もの人が来てくれたおかげで、その分パーツの切り出しも早く進み&夏は大仕事だったドームの組み立ても予定通り進んで、思ったよりもチャンとした段ボールドーム製の映画館が完成したのでした。
完成した映画館は、台形の形をしたテーブルと組み合わせて下から覗き込む鑑賞方法で映画を観る形式。ちょっと変わった吹き抜け空間に、大きな大福饅頭が登場した感じで、ちょっと面白い場となりました。

自然と丸くなるのですね。
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今回の段ボールドームは、夏のドームと異なり各面が重なって遮光性UPと強度UPを図る作り。お陰で明るい場所でも暗闇を作ることに成功し、さらに面が集まる頂点部のわずかな隙間さえmakedoで塞ぐ提案を子供達がしてくれたお陰で、さらなる暗闇が完成したのでした。

もちろんワークショップ終了後は速攻で分解されて、makedoは次回3月29日のお寺の境内でのWSのために使われ、段ボールは資源ゴミとしてリサイクルに回されるのでした。そうゴミゼロワークショップですね。

ちなみに空いた時間で、ひとり用のウェアラブルな映画館も作ってみました。
lonely theater~
※箱の正面内側にipadが仕込んであるので、手を入れてタッチ操作するための開閉式の横穴を開けています。

ではでは、Enjoy Making!!

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