ベルギー行ったら、ペーパードームがリハビリテーションツールになった。

Paperdome in KIKK.BE market

昨年10月末から11月頭までの4日間、EUの中枢ベルギーのナムールという人口約30万人の街で毎年開催されているKIKK.BEというアートフェスに誘われたので、自分が作って売っているプロダクト「ペーパードーム」を出展してきました

Paperdome in KIKK.BE market
Photo by Simon Fusillier | KIKK festival

世界中からプロダクトやサービスが約40集められて展示&販売が行われるマーケットというカテゴリーに日本初ということで招待展示させていただいたのですが(日本からはもう1組参加していました)実際に開場してみると、客層が期待していた層と異なった事(リサーチ不足)と展示している人たちからMaker匂が漂っていることから、急遽売込み目的のデモ中心からクリエイティブにピボットし、隣のベルギーの若者グループCraftekeとコラボレーションして、ペーパードームを使ったアプリケーション開発に取り組みました。

結果2日目には、ペーパードームの中に座って両肩の関節を動かす事でドームの内部ににカラフルな世界が広がるアーティスティックなインタラクティブアートインスタレーションが出来上がりました。

仕組み的には、椅子に座った人の後頭部位置付近にintelのRealSense™ Depth Camera D435 を設置し両腕の動きを背後からセンシング。

その動きをproseccingでランダムカラーのポリゴンで描画。4Kプロジェクターから出る光束を超広角のフィッシュアイレンズコンバーターRAYNOX DCR-CF187PROで拡散してドーム内部にほぼリアルタイムに投影することで、肩の動きとドーム内部を塗る感覚を近づけてインタラクティブ感を生み出しています。

PC画面の中で描画されるだけの状態とは異なり、被験者自身の動きがそのままドーム内部の想定位置に「カラフルなポリゴン」で記されていくことで、もう少し塗りたい、この空白部分を塗りたい〜という動きを導き、結果全体がカラフルな色に溢れたドーム空間として表現される、という仕組みです。

隣のブースのCraftekeは自動走行ロボットをAIで〜(すいません詳しくは言葉も詳しく分からず…)するという展示をしていましたが、ちょっとビジネス方面では話が無いかな〜ということで、初めてみる僕のペーパードームで作ってみたくなって…コラボレーションが実現しました。

インタビュー受けたんですがね…英語がね…カットされてました。。。

こうした出展者同士のコラボレーションは9回目にして初めてだそうで「こんな事は初めてだ!素晴らしい〜」と主催の人たちも喜んでくれて、急遽ベルギーの国営TV局から取材されたりしてAirbnbのホストが僕の事をTV通して知ってくれたし、僕も新しいペーパードームのアプリケーションの可能性が発見できたし、ベルギーの若者達も何だかヒントを得たらしいので展示に使ったペーパードームをそのまま彼らに預けて使い続けてもらうことにして…色々新しい種がEUに植え付けられた気がした、とってもMakeなベルギー出張だったのでした。

Photo by Simon Fusillier | KIKK festival
Photo by Simon Fusillier | KIKK festival

ということで、2020年も、海を越えても、どこでもEnjoy Making!!!

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