いや、正直…もっと寒いかと思って、準備し過ぎたのでしょうか?
今回(2/8,2/9)のワークショップの会場は、サッポロ雪まつりのつどーむ会場の一角。屋根があるだけで出入り自由なドームの外は、両日氷点下7度だったのですが..そんな事ものともせず、子供も大人も黙々と淡々と口をシュ〜シュ〜言わせながら、動き難い手を一所懸命動かしての「作る」を楽しんで来ました。
作りたい!と寒さは無関係だった
ヒグマン(先日紹介した、段ボール製のひぐまの着ぐるみですな)が優しく見守る会場でのワークショップは2部構成。1つがmakedoのカップアニマルの牛を作る入替性コーナーと、もうひとつがmakedoで自由に黙々と作り込める無制限コーナー。
そもそもつどーむ会場ってのが、ドームの外の巨大な雪の滑り台が目当ての家族連れが来る所らしく、僕らがワークショップしているドームの中は、食事などの休憩のついでに何らかのイベントが仕込まれている感じの場所。そうなると工作目当ての親子はほぼ皆無と思われる中での実施。
がしかしそこは同じNHK札幌放送局ブースの人力発電でどーもくん人形を走らせるレースやらの身体動かす系とのセット展開が功を奏してか、カップアニマルのコーナーは全回満員御礼で、自由工作コーナーも持ち込んだり局の方に用意していただいたお菓子等の小箱系はほぼ無くなり、大きな段ボール系だけが残っただけ、という予想外の作りぶりだったのでした。
ただね〜手は寒いのです。そしてmakedoがナイロン製なため固くなってて、一度留めたら取り外すのが厳しかったのです。温かいオーストラリアで開発されたからでしょうか?低温に弱い気がしました。特にボタンみたいなストッパーが固まると、留めるのも難しくなる状況は如何なものか?と思いました。室内の温度が把握できなかったのですが、日曜日の午後に少し温かさを感じた時の作りやすさとの差があり過ぎでした。この温度対応の件は、開発者のPaulに相談したいと思いました。
反省など
そして今回のWSの反省点は、自由工作コーナーも時間を切った方が良かったかも?という事。これは同じNHK松山放送局WSで行った入れ替え性との折衷案的な形だと思うのですが、松山の時は短過ぎた感があり、今回の札幌は時間制限が無い分、比較的ダラダラ感というか集中が切れてからも引っ張っている感が散見されたからなのでした。
今年に入って最初に行った「映画館を作ろう!」の時に発見というか気が付いたのですが、小学校3〜5年生くらいの子供達は35〜40分で集中が切れます。映画を撮っていても、工作していても、計っていたら同じだったのですね。どうも学校の授業時間によって身体に染み付いている感があるのですが、その辺が「作る」を楽しむ壁になっているのかも?と思った次第です。なので次回「自由に作る」的なWSを行う際は、その辺りの時間の感覚を大事にプログラムを組んでみたいと思いました。
写真が少なかったり写りが悪かったりするのは、持って行ったカメラのレンズが移動中の温度差で結露して、レンズ内が曇っちゃったからなのでした。ちなみにタイトルの氷点下13度は3/8の朝の気温です。外はキラキラしててステキでしたよ。
ほとんどWSばかりの2日間で、北海道の「ほ」の字も満喫できなかった感じなので、また行きたいな〜と思った北海道WSでした。
寒い中来てくれて「つくる」を楽しんでくれたみなさん、そしてWSを準備&作ってくれた&呼んでくれた皆さん&お声掛けいただいた方々、ありがとうございました!