make道場が毎月第一土曜日に地元山形県の長井市で行なっているワークショップ。今回(4/8)は僕の参加している「かみロボット研究室」の開発中の教材「ダンテVer3」の研究データ収集も兼ねた「ロボットハンドを作ろう!」を行いました。
今回は、最初の30分を「材料だけで作ってみる時間」、次の30分を「完成品を見て作ってみる時間」、最後の30分を「作り方を簡単に見せながら作る時間」とした実験的なタイムテーブルでワークショップを行いました。
参加いただいた4歳から中学1年生までの子供達や保護者の方々も含めた8名の方々が、大いに悩みながら、ロボットハンド作りに挑んでくれました。
最初は、見慣れない折り目の入った段ボール板に戸惑いながらも、誰かが折り曲げて立体化したのをヒントに、それぞれがそれぞれのアプローチで手に挑み始め、完成品が目の前に登場した時の目は、とても印象的でした。そして多くの参加者の方が、1時間後には組み終わって&動かして遊び初めていました。
完成後は、●●●●●と、×●●×××と、×××××が書かれた紙を配って、それが何を意味しているの読み解いてもらい、わかった人からジャンケンをして遊んでもらったり、その記号から手の形を再現する〜など、少しだけプログラミングの入り口に触れる試みもしました。
そして、最後には、みんなで隣にある「長沼孝三彫塑館」に行って、様々な人物像の手の表情を、ロボットハンドで動かして再現してみたり、それを記号化してみたりする〜ということにも挑戦したのでした。