Maker Faireへの感謝の気持ちを込めて、Makeyくんを作ったよ!

先週末8/4.5に東京お台場のビックサイトで行われたMaker Faire Tokyo 2018で、たぶん10回目となるmake道場のMaker Faireへの参加の感謝の気持ちを込めて、Maker FaireのメインキャラクターMakeyくんを作りました。今回は、その作り方を簡単にお披露目。

ありがとう〜Maker Faire Tokyo 2018!!!

手順

  • 1)Makeyくんを知る=画像検索して形をイメージします。
  • 2)自分なりのMakeyくんを自由にスケッチします。
  • 3)大体の大きさや各部の形を決めます。
  • 4)材料を集めます。
  • 5)とにかく作ります。
最初のスケッチはこんな感じ。

配送のことを考えると、自立する大きなダンボールロボットを作るには予算と時間的に無理があります。(今回3日しかありませんでした。)そこで、最初から人が中に入る「着ぐるみ」として考えてのスケッチとなっています。

人が中に入ることを考えたら、随分大きくなりました。
赤いダンボールの用紙サイズ80cm x 100cmに合わせます。

ところが、赤いダンボールの大きさが80cm x 100cmであることが分かり、それに合わせると少し横幅がスリムになり〜と、配送サイズや材料サイズにより必然的に作れる大きさが決まってしまいました。

大まかなサイズが決まったので各部の大きさをメモします。

全体のバランスが決まれば、各部の大きさが決まってきますので、それをスケッチに落としていきます。いつもは、こんなに慎重に進めないのですが、なんと今回は赤いダンボール9枚で作る必要があったので、材料が足りなくなることを防ぐために何度も寸法をメモしながら進めたのでした。

実際に作り始めてみたら、ロボット作るだけでは面白くなくてモチベーションが保てなくなりそうだったので、胸のMマークをLEDでディスプレイしたり、熱中症対策として目に換気扇を付けたり〜と、Make感を出しながら作っていきました。

また、今回の作り込みで拘ったのは、ダンボール工作のテクニックを随所に散りばめること。丸い形をダンボールで作ったり、綺麗なカーブを入れ込んだりして単なる3Dで作りました系でなくダンボール工作を熟知していないと作れない形を目指してみています。誰でも作れる工作では面白くないですからね!

でそんな時の必需品が、自由自在にダンボールを折り曲げられるカッター「or-ita」。僕の得意な3D曲面の自在形状はもちろん、こうしたキチッと正確に曲げたい時にとても役立ちます。今回もMakeyくんを作る時だけでなくヤマト便サイズに納める為に大きなダンボール板を追って箱を作る場面で大活躍しました。上動画は、Makeyくんの胴体の丸みをつけるために1cm間隔で折り目(ミシン目)を入れているところです。

最後残った足の部分は、着ぐるみの中の人がガンダム好き〜ということを反映したくてザク感を出したかったので、ハードウェアスケッチ風にサクサク試作を進めては赤いダンボールで本番を制作する〜という段階を踏んで作成しました。

そんな感じでガシガシ作られたMakeyくんは、Maker Faire Tokyo 2018の会場で、多くの人たちと遊び&歩いて&踊って&楽しんで過ごすことができました。また両目の換気扇が功を爽して、中はとても快適だったとのことでした。

このMakeyくんは、Maker Faireでしか活躍できないので、来年のMaker Faireでもっとパワーアップして再登場させたいと思います。

ありがとう〜Maker Faire Tokyo 2018!!

Maker Faire Tokyo 2018でMakeyくんと遊んでくれた皆さん、ありがとうございました!


Makeyくんのドーム状頭部は、株式会社美販の正確な加工技術によって実現されています。

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