昨年に引き続き、東京目黒の柿の木坂にあるICSカレッジオブアーツというインテリアデザインの専門学校で、約40名の留学生を向けにダンボールを使って空間演習を行いました。
対象は、主にアジア圏から日本に留学してきている人たち約40名。今年は昨年よりも、より広範囲な様々な国からの留学生が在籍している様です。
昨年同様、空間演習というタイトルが付いていますが、ほぼ頭と手をフルに動かし続ける運動会の様なプログラムで行われました。昨年との違いは時間が少なくなったことと、前期ということで、より分かりやすいスツールを作る課題などでハードウェアスケッチ(機能する形ある簡易スケッチ)を自然と導入する形にしてみました。
その代わり、グループワークやチームビルディングなどのコミュニケーションに費やす時間が少なかったためか、各自が持ち寄った1/10モデルからグループを代表する1案を選ぶ段階で、うまくコミュニケートできずに最初から皆んなで考え直す〜というグループが見受けられたのが次回への反省点かと思いました。
出来上がった空間たちも、昨年の様な空間表現までは行き着かずに作っただけで終わっているケースが見受けられ、こちら側に課題が感じられる内容になったかと思います。どこかの段階でチームビルディングなどを目的としたプチワークショップを挟み込みたいな〜など思ったりしました。
ただ、ある段階では必要なトライ&エラーおよび検証なので、これはコレで自分たちの発見にもなり良かったのでは?ということもメモしておきます。みなさんお疲れ様でした。