プロジェクター用のドーム内全周投影用レンズアダプターを作ってみた!

プロジェクター用のドーム内全周投影用レンズアダプターを作ってみた!約7,000円で、ドーム内プロジェクション用の広角レンズアダプターシステムを作ってみました。

フルドーム内全周投影用アダプターを作ってみた!前回作成したシステム(上写真)は、比較的高価な広角レンズコンバーター「レイノックスDCR-CF187PRO」を使って組んでいましたが、いざ自分用に〜と思うと、なかなか踏み出せないでいました。

プロジェクター用のドーム内全周投影用レンズアダプターを作ってみた!ところが、アマゾンで彷徨っている時に「Neewer 58mm 0.21X」という、レイノックスの1/20くらいの値段の結構広角なレンズを見つけたので、物は試しとポチッと購入してみました。

ここがポイントで…
届いた商品には『58mm 0.21X Digital King Fish Eye Lens fisheye Optics』とあり、Neewer〜ではありませんでした。
※アマゾンで買った時の写真はDigital Kingだったので当っているのですが、いまNeewerの公式ページ見たら違う商品でした。。。

僕が今回買ったみたいなのは、上の写真と同じDigital Kingなので、それ前提で写真&話は進みます。

すぐに届いたレンズを手に取ってみたら、驚くほど軽く、これならある程度使ってもアングルが曲がっちゃうことが無さそうだと思い、そのレンズを基本に以前コストコで買った「BenQのプロジェクターHT2050」に取り付けるシステムを組んでみることにしました。
※今回のシステムに合う可能性のあるプロジェクター選定のヒントはこちら中程の表を参照ください。

プロジェクター用のドーム内全周投影用レンズアダプターを作ってみた!前回の教訓から、自分で底板を作るのは辞めにして、上記の様なプロジェクター用の汎用天吊りブラケットを購入し、それをプロジェクターと固定したものに広角レンズコンバーターを定位置に収める仕組みを作ります。
一応、今回使ったものは以下です。

・Neewer 58mm 0.21X HD光学 超広角プロAF魚眼レンズ:アマゾンで4,099円で購入(前記参照Digital kingです。)
・MENGS B II(B) リング式三脚座:アマゾンで1,139円で購入
・NB T717Mフリー天吊金具 各社対応/黒 プロジェクター・ブラケット:アマゾンで1,780円で購入
・L字アングル:手元にあったもの流用(普通にホームセンターで手に入ります)
・I字プレート:手元にあったもの流用(普通にホームセンターで手に入ります)
・インチネジ複数:手元にあったもの流用(普通にホームセンターで手に入ります)

手順は…前回の(2)まで参照でほぼ分かると思います。
1)リング式三脚座にレンズを固定。
2)三脚座にL字アングルを取り付け。※インチネジ使用
3)組立済み天吊金具の組み直し=平面プレートとプロジェクターのネジ穴アジャスターだけを組む。
※天吊金具のパッケージに含まれるネジ類が、あとで結構役立ちます。
4)L字アングルと上記(3)を結ぶ様にI字プレートを固定。
5)必要に応じて、天吊金具の平面プレート以降を組んで完成。
※僕の場合は、ここにカメラのクイックシューを取り付けて
プロジェクターごと三脚に取り付けられる様にしました。

プロジェクター用のドーム内全周投影用レンズアダプターを作ってみた!全体を組んだものをプロジェクターの底面側からみたものです。

プロジェクター用のドーム内全周投影用レンズアダプターを作ってみた!レンズ正面やや上からみたものです。
プロジェクターの投光口とレンズの中心の左右の軸がほぼ一緒になる様に調整します。
そのために、L字アングルの穴は微調整できる様に長細いネジ穴が開いているものを選んでいます。

プロジェクター用のドーム内全周投影用レンズアダプターを作ってみた!先ほどの写真の上下反対方向から撮ったものです。

プロジェクター用のドーム内全周投影用レンズアダプターを作ってみた!レンズキャップができる程度、レンズを三脚座の前面に出しています。

プロジェクター用のドーム内全周投影用レンズアダプターを作ってみた!最終的に、天吊金具の真ん中位置の穴にクイックリリースを取り付けたので、三脚にプロジェクターごと設置することができました。
こうしておくと小型ドームに投影する場合に、三脚側の角度調整機能を利用することで投影角の調整が簡単にできて便利に感じています。移動も簡単なのでオススメです。
※ただしプロジェクターの重さに耐えられる大きな三脚が必要です。

プロジェクター用のドーム内全周投影用レンズアダプターを作ってみた!ペーパードームの試作品に投影してみた様子です。
こんな値段のレンズなのに!と驚くほど綺麗に投影されていると自分では思いますが…いかがでしょうか?
「いやいや、これじゃ使い物にならないよ〜」と、ドーム映像のプロの人が見ると思うのかもしれないので、今度ニコプラ部の実験会で皆さんに検証して貰おう〜と企んでいます。

なんだか、この記事を書くのでアマゾンを覗いてみたら、上記の商品がほぼほぼ在庫切れになっているので参考になるのか?は不明になってしまいましたが、これから組もうと考えている人のヒントになれば幸いです。
ではでは、Enjoy Making!

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